今回は、ワンルームマンションの総戸数・管理会社についてご説明致します。
売却の相談を受けるにあたってどうしても買い取れない物件も出てきます。
今回はその一例をご紹介します。
まず、総戸数に関しまして、20戸以下の物件は金融機関の融資が受けづらくなっています。
ということは、売却の際に希望価格で売ることができない可能性が高いです、
一部金融機関では融資をしてくれるところもありますが、その金融機関しか使えないため、どうしても足元を見られた価格になりやすいですね。
また、管理会社についてですが、たいていの場合は管理会社が建物管理をしてると思います。(管理人さんを雇ったり、共用部の補修・改修などを行い、総会のとりまとめをする会社です)
しっかり管理会社が物件の資産性を保つための管理をしていればいいのですが、中には自主管理といってオーナーさん同士で管理されている物件もあります、
こー言った物件は等価交換の物件で多いのですが、住まいのマンションと違い、投資用マンションの自主管理なのでどうしてもオーナーさん同士が毎日顔を合わせる機会がなかったり、総会への出席率が悪かったりと中々、管理に関して議論しようとしても上手くまとまらないといったことが起こるようです。
そのため、修繕積立金も新築当初のままであったり、建物全体の修繕費用が全然たまっていなかったり滞納があったりと多くの問題が出てきます。
こういった物件は金融機関は融資してくれませんので、売却が難しくなってきます。
ご自身でお持ちの物件やご検討中の物件が上記の事に当てはまらないのか、今一度確認してください。
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